数珠の数を知る

皆さんも数珠の珠数って調べたことありますか?1.2.3…と数えたことがある人なんて稀有ですよね。今回は数珠の中にも入っている「数」についてお話させていただきます。

数珠の珠数は皆さん幾つだと思いますか?30?50?はたまた100?気になる答えはこの後でご紹介します。でも、突然言われても全然想像がつかないですよね。私も、うーん40ぐらいかな?と思ってました。

数珠の珠数

先ほどの答えになりますが、お坊さんがよく使っている数珠は本連数珠と言って108珠数があり、使用する際は二重にして手に持ちます。108なんです。予想より多かったですか?少なかったですか?私の予想より多かったです。そう、その時の私は小さい片手数珠を思い浮かべてました。

そして私たちに馴染みのある数珠は片手数珠と呼ばれるものになります。略式数珠とも言われ、数珠を一般の方でも持ちやすくした形になります。珠数が半分の54、三分の一の36、四分の一の27、六分の一の18と種類があります。

最近では利便性を追求して、手の大きさに合わせて珠数を調整するものもあるみたいです。徐々に数珠がお守りや、アクセサリーとして注目されていることで、伝統といった縛りから抜け出し、数珠も新しい形に変わっていっているのです。

もうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、108と言えば煩悩の数ですよね。よく聞くところで言うと、除夜の鐘で耳にしませんか?数珠の数もそれと同じで108という数字になっているんです。

折角だからしっかりとした数の数珠が欲しいという方はそれで構わないと思いますし、今ではそこまでこだわらなくても構わないので、自分の手や手首の大きさに合った珠数の数珠を身につけてみてください!

 

 

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